料理とアロマブレンドの共通点
私は料理がお世辞でも得意と言えるレベルではないのですが
お料理教室に通うのは好きです
もはや趣味みたいなもの
いつか「料理が趣味です」と堂々と言えるようになりたいのですが
今のところ家での料理は「義務感」の方が強く
楽しんでいる、という感じはありません
だから今のところは
「料理教室に通うのが趣味」といったところでしょうか
最近参加しているお料理教室のシェフのおっしゃることは
私がアロマテラピーで大切にしていることと共通して
とても勉強になるのです
直接、口にされたのではありませんが
やっぱり
エビデンスと感性が50%ずつなんです
料理は化学
油性と水性
グルテンがどう形成されるのか
それを抑制するにはどうしたらよいか
調味料はできるだけホールで
直前に潰して細かくする
確かにそうですよね!
香りが全然違う
スパイスとハーブの使い方
とても勉強になりました
入れる順番、温度
素材の見極め
短い時間の中にたくさんポイントが
詰め込まれていました
この半々がとても大事で
どちらかだけだと満足度も低い
シェフの感性だけだと
どうしても受け身というか
自分に落とし込みづらい
そこにしっかりとしたエビデンスがあってこそ
なるほど!と腑に落ちる
足し算ではなく引き算
肉やお魚の臭みを消すために
生姜とかニンニク、スパイスを入れること
よくあると思います
これ、足し算です
シェフは臭みを取るための下処理をします
精油のブレンドでもやりがち
この香りがしないように
どんどん足していく
これは絶対にいい香りにはなりません
そもそもしなければいい香りは入れなくていい
逆にこの香りが好きだから
たくさん入れる!
これもNG
消していい香りにはなりません
主役の配分は多ければ多い方がいいわけではないです
精油のブレンドでは
主役じゃないのに
割合では多く入るものも多くあります
引き立たせる脇役が必要なのです
オーケストラで考えるとわかりやすいかと思います
甘さを引き立てるために塩を入れる
こういう感覚も大事
お料理からの世界観やストーリーも感じることができ
行ったことのないプロヴァンス地方に
想いを馳せる時間となりました
これらすべて
香りをお伝えするときに必要なもの
精油瓶の中にいる精油だけではなく
どんなところでどんなふうに育ってきたのか
どう使われていたのか
この辺りもお伝えしていくと
精油瓶の手の取り方が変わってきます
精油は「雑貨」だけど遊びじゃない
なぜなら
心と身体に働くと信じているから
「香りで自律神経はケアできる」
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