金木犀の香りの記憶

金木犀の香りの記憶

秋になると風にのってやってくる香り

金木犀の甘い香り♡

お好きな方も多いですよね^ ^

私はこの香りを嗅ぐと会社へ向かう朝を思い出します

駅に着いて会社まで歩く。
もう少しで着く辺りに
細い道がオレンジの絨毯で埋まってしまうくらい
たくさんの金木犀が咲いているのです

この金木犀の通りを過ぎて曲がったら
もう会社が見えてくる

心がざわざわして
このままでいいのかと・・・

金木犀の香りを嗅ぎながら自分に問いかけていました

私の住む近所では
そこまでたくさんの金木犀はありません。

それでも風にのってやってくる
秋の甘い香りを嗅ぐと
どうしても探してしまう

そして
通勤の朝の道が今でも鮮やかに思い出されるのです

しっかりと海馬に記憶されていますね

「透明な日差しの中、黄金色の小さな花が降ってくる。
甘い香りが散らばって〜(中略)
ビーズのような小さい花。
黄金色の花のシャワー。
アプリコットに似たフルーティーフローラル系の香り」

小説の一節で
金木犀の香りを素晴らしい描写で表現しています

金木犀の香りはやる気が出る、というよりは
不安な気持ちを和らげてくれます。

ちょっと憂鬱なこと、心配なことがある時。
無理矢理、頑張ろうとせずにまずは気持ちを和らげる方を
優先させても良いと思います。

嗅覚って人の感情や過去の記憶に深く結びついているんですよね

金木犀に関しては
記憶が上書きされるくらいの出来事がない限り

私は毎年この香りを嗅ぐと
通勤の朝を思い出すんだろうな

ちょっと憂鬱になりそうな月曜の朝
そっと背中を押すようなメッセージをお伝えしています

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